法改正により相続が発生した不動産については、相続登記が義務付けられました。もしも一定期間以上にわたり放置していた場合には、罰金刑が科せられると言う厳しいものです。法改正前は相続をすることで固定資産税が発生するのを回避したり、売却をするにも条件不利地であることからなかなか価格が付かないなどの理由から相続登記をせずにいたケースも少なくありませんでしたが、これからはそうも行かなくなります。しかし、何の準備も無く、ましてや法的な知識のない方にとって相続登記の手続きは難しく、何から手を付けたら良いのか分からないというのがほとんどです。

そんな時に頼りになるのが、法律を熟知して依頼人をサポートしてくれる司法書士の存在です。相続登記に必要な書類の書き方について丁寧に教えてもらえるのはもちろんのこと、相続税や固定資産税が気になる方には少しでも負担が軽減できる方法をアドバイスしてもらえる場合もあります。書類を役所に届けるのが面倒な方、忙しくて現地に行くのが難しい方の場合には委任状を書くことで、司法書士に手続きの大部分を代行してもらうことも可能です。多くの司法書士では初回の1時間程度の相談が無料、その後の手続きは着手金を支払ってから最後に成功報酬が請求されると言う料金体系になっており、まずは気軽に相談することができます。

相続登記で困りごとがあったら、最寄りの司法書士が所属している事務所などに相談するのがおすすめです。

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